千葉県の太陽光・蓄電池|停電・災害への備え

停電時の太陽光発電、
「自立運転」を覚えていますか?

太陽光発電には、停電時でも発電している電気を使える機能があります。使い方を確認して、災害時や停電時にぜひ活用しましょう。

二和パワーテック株式会社|更新日:2026年10月2日

太陽光を設置済みの皆さまへ

停電時の「自立運転」、
使い方を覚えていますか?

太陽光発電には、停電時でも発電している電気を使える「自立運転」という機能があります。普段は電力会社の電気とつながって動く「連系運転」ですが、停電時は安全のため通常の運転が停止します。そこで、自立運転へ切り替えると、専用コンセントなどから発電した電気を取り出せます。

スマートフォンの充電やLED照明など、消費電力の小さい機器に活用できます。災害時や停電時に慌てず使えるよう、専用コンセントの場所と、ご自宅の機種の操作方法を今のうちに確認しましょう。

昼間に太陽光で発電

日射があり、設備が正常に動くとき

自立運転へ切り替え

ご自宅の機種の説明書に従って操作

専用コンセントから使用

上限を確認し、必要な機器へ給電

このページの手順は「太陽光のみ」の設備を基本にしています。
蓄電池と組み合わせた設備は、自動切替や配線方式が異なります。太陽光のパワコンだけをこの手順で切り替えず、システム全体の説明書を確認してください。
全負荷型蓄電池の停電時の動作はこちら
平常時に確認

まずは、コンセントの場所と型番を確認

1|コンセント

「自立運転用」「非常用」の表示

パワコン本体の側面や下面、室内の別の場所など、設置位置は機種・工事によって異なります。屋外型では別途コンセント工事が必要な場合もあります。

2|型番と説明書

パワコン・リモコンの型番

銘板や説明書で型番を確認します。説明書の「停電時」「自立運転」と「復電時」のページを、停電中でも見られるよう保存しておきましょう。

3|使いたい機器

必要な充電器・照明を用意

消費電力と専用コンセントの上限を確認します。延長コードを使う場合は、機器とコードの定格や取扱説明書を確認し、傷んだものは使わないでください。

一般の壁コンセントすべてに電気が届く機能ではありません。専用コンセントが見つからない場合は、設置店に確認してください。

停電時の操作方法

自立運転を使うときの
確認と操作の流れ

ボタン・画面・ブレーカーの操作順は機種ごとに異なります。
以下は確認の流れです。実際の切り替えは、ご自宅の型番に対応するメーカーの取扱説明書を優先してください。主幹・太陽光ブレーカーの操作が指定される機種もあるため、自己判断で共通の操作を行わないでください。
  1. 周囲の安全と設備の状態を確認

    避難や身の安全を優先し、浸水・破損・発煙・異臭などがある機器には近づいたり触れたりしないでください。異常がある場合は使用を見合わせ、設置店・メーカーへ連絡します。

  2. 発電できる昼間に、説明書を開く

    太陽光のみの場合、夜間は電気を取り出せません。日射があり、発電できる状態で操作します。説明書で使用する専用コンセントと、切り替え手順を確認してください。

  3. 機種の手順に従って「自立運転」を開始

    本体スイッチ、リモコン、モニターなどで切り替えます。機種によっては運転停止やブレーカー操作を含みます。画面・ランプなどで、自立運転が開始したことを確認します。

  4. 専用コンセントに、必要な機器を接続

    出力上限と機器の消費電力を確認し、少ない機器から使います。スマホ充電やLED照明などを優先すると、発電量に合わせて使いやすくなります。天候で給電が止まることもあるため、安定した電源が必要な機器には使わないでください。

  5. 停電が復旧したら「連系運転」へ戻す

    専用コンセントにつないだ機器の使用を終え、説明書の復帰手順に従って通常の運転へ戻します。ブレーカーを操作した場合は、その復帰順も確認します。最後に通常運転・発電表示を確認しましょう。

    自立運転のままでは売電できません。停電が翌日も続く場合は、翌朝の再操作が必要かも説明書で確認してください。

機種を限定した操作例

三菱電機・屋内設置型 K/K2/K3シリーズの場合

メーカーの案内では、本体下面の運転切換スイッチを「自立」にし、ブザー音2回で開始を確認して、専用コンセントへ機器を接続します。使用後はプラグを抜き、復電後にスイッチを「連系」へ戻します。

この操作例は上記シリーズの屋内設置型に限ります。別の機種・屋外型・蓄電池併設設備にはそのまま適用できません。使用前に型番と公式説明を確認してください。

機種別の公式案内

ご自宅の機器の操作方法を確認

型番が分からない、専用コンセントが見つからない場合は、ご自宅の設備を設置した会社にご確認ください。二和パワーテックへご相談いただく際は、機器やリモコンの型番・表示が分かる写真をご用意いただくと確認しやすくなります。

活用するときの注意点

昼間の発電を、必要な電気に活用しましょう

発電量と出力上限は別の条件

パネルが大容量でも、自立運転用コンセントで使える出力には上限があります。上限は機種によって異なり、曇り・朝夕などは使える電力がさらに小さくなります。冷蔵庫などは起動時に大きな電力が必要で、使えない場合があります。

夜間は使えず、天候でも止まる

太陽光のみの自立運転は、その時に発電している電気を使います。夜間は利用できず、雲で日射が弱くなると途中で電源が切れることがあります。翌朝の再開操作が必要な機種もあります。

安定した電源が必要な機器は避ける

人命に関わる医療機器や、突然停止すると危険な機器には使用しないでください。灯油・ガスを使う暖房機器などもメーカーが接続を禁止しています。使用機器の説明書も確認しましょう。

専用コンセントを正しく使う

専用コンセントから機器へ直接給電する使い方が基本です。一般の壁コンセントへ電気を送り込む接続はしないでください。配線やコンセントの増設は、電気工事の相談が必要です。

災害時や停電時には、ぜひ自立運転を活用しましょう。
まずは平常時に「どのコンセントを使うか」「どの手順で切り替えるか」「復電時にどう戻すか」を家族で共有しておくと、いざという時に役立ちます。
よくある質問

太陽光の自立運転について

蓄電池がなくても停電時に使えますか?
自立運転に対応する太陽光発電設備なら、日射があり発電しているときに専用コンセントなどから使えます。蓄電池がない場合、夜間は利用できません。
家のコンセントは全部使えるようになりますか?
太陽光のみの場合は、通常、自立運転用の専用コンセントから使用します。一般の壁コンセントすべてへ給電されるわけではありません。実際の配線は設置時の書類で確認してください。
自立運転は1,500Wまでですか?
1,500W程度の機種もありますが、機種によって定格出力が異なります。ご自宅の説明書で確認してください。上限以内でも日射や機器の起動電力によって動かないことがあります。
停電が直ったら自動で通常運転に戻りますか?
手動切替の機種は、復電後に連系運転へ戻す操作が必要です。蓄電池併設など自動復帰に対応する設備もあるため、システム全体の説明書で確認してください。
設置後も使い方を確認

停電への備えを、ご自宅の設備から確認

太陽光の自立運転、
ご自宅の使い方を確認しませんか?

機器・リモコンの型番が分かる写真を添えてご相談ください。

参考にした公式情報
太陽光発電協会|停電時でも電気が使えます/長州産業|停電時の切替案内/シャープ|自立運転の操作・注意点/三菱電機|自立運転機能
確認日:2026年10月2日。操作・出力・配線は機種や設置条件で異なります。最新の取扱説明書を確認してください。