夜間も、ためた電気を使える
蓄電池に使用可能な残量があれば、太陽光が発電しない夜間も給電できます。使える時間は容量・残量・家電の消費電力などで変わります。残量がなくなれば給電は止まります。
自動切替に対応し、必要な設定が済んでいれば、停電時の切替操作は基本的に不要です。突然の停電に備えて、使える範囲と蓄電残量を確認しましょう。
停電で突然電気が消えたとき、慌てて操作をするのは大変です。自動切替に対応し、必要な設定が済んでいる全負荷型蓄電池なら、停電時の切替操作は基本的に不要。設備が停電を検知すると、電力会社からの給電に代わって蓄電池などから家へ電気を供給します。
全負荷型は、停電時に家全体の回路へ給電する方式です。対応する配線・機器の範囲で、普段使うコンセントや照明を使いやすいことが特長です。充電残量や使う電力を確認しておけば、夜間の停電への備えにもつながります。
電力会社からの給電が停止
対応機種・設定・正常動作が条件
残量・出力・配線の範囲で使用
スマートフォンでは表を横にスクロールできます。
| 確認すること | 全負荷型 | 特定負荷型 |
|---|---|---|
| 停電時の給電範囲 | 家全体の回路へ給電する方式。実際の範囲は設置時の配線で確認します。 | あらかじめ選んだ回路や専用コンセントへ給電する方式。 |
| コンセント・照明 | 給電範囲内の普段のコンセント・照明を使いやすい。 | 給電対象にした回路のコンセント・照明を使用。 |
| 200Vの家電 | 200V対応の機器構成・配線なら検討可能。全負荷型すべてが200V対応とは限りません。 | 対応可否は機器と給電方式によります。個別に確認が必要です。 |
| 自動切替 | 機種・設定によって対応。 | 機種・設定によって対応。 |
| 同時に使える電力 | 停電時の出力上限、各回路の条件、蓄電残量などによる制限があります。 | 停電時の出力上限、対象回路の条件、蓄電残量などによる制限があります。 |
浸水や破損、発煙・異臭がある場合は使用を見合わせ、機器に触れず設置店・メーカーへ連絡します。正常に動作している自動切替対応設備では、手動の切替操作は基本的に必要ありません。
モニターやリモコンで、停電時の運転に切り替わっているか、残量・エラー表示を確認します。切り替わらない場合は、説明書の「停電時」の確認項目に従い、むやみにブレーカーを操作しないでください。
使わない家電を止め、大きな電力を使う家電の同時使用を減らします。全負荷型なら多くの回路に給電できますが、電気を使いすぎると出力上限で停止したり、残量が早く減ったりします。
停電からの復帰も自動の機種があります。ご自宅の説明書で復帰方法を確認し、復電後は通常運転に戻ったこととエラー表示がないことを確認してください。
普段の電気代対策で残量を使い切る運用にすると、停電時に使える電気が少なくなる場合があります。残しておく量は、一律の数字で決めず、機種の機能とご家庭で優先する家電・時間から考えましょう。
蓄電池に使用可能な残量があれば、太陽光が発電しない夜間も給電できます。使える時間は容量・残量・家電の消費電力などで変わります。残量がなくなれば給電は止まります。
停電中に太陽光から充電できる対応設備なら、日中の発電も活用できます。曇天や日射不足、設備の状態によって充電できる量は変わるため、長い停電では節電も大切です。
切り替わる瞬間に、電気が途切れる場合があります。パソコンや家電が再起動する可能性があるため、設備を無停電電源装置(UPS)と同じものとして扱わないでください。人命に関わる医療機器などはメーカーの指示を確認し、別途必要な電源対策を検討します。
停電時の出力は、通常時の契約容量とは異なります。エアコンや冷蔵庫などは起動時の電力も確認が必要です。200V家電は、200V対応の設備と配線が必要になります。
自動切替の設定を確認し、必要な家電と使う順番を家族で決めておけば、突然の停電でも落ち着いて対応しやすくなります。
冷蔵庫・照明・通信・空調など、使う家電と時間から容量と出力を考えます。
停電対策・夜間利用・必要容量を見る →蓄電池がないご家庭も、昼間の発電を停電時に活用できる場合があります。
太陽光の操作方法を見る →自動切替・給電範囲・容量・出力を、ご家族の使い方に合わせて確認します。